心房細動の兆候がわかる!ガーミン心電図対応モデル

GARMIN Venu X1を徹底比較!ランニング、ゴルフ機能が凄すぎた

GARMIN Venu X1を徹底比較!ランニング、ゴルフに使えるのか?
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このような方のお悩みを解決!

  • 下位モデルVenu3、Venu3Sとの違いを知りたい
  • ランニングウォッチForerunner 970との違いを知りたい
  • ゴルフウォッチApproach S70との違いを知りたい

本記事を読めば、Venu X1と他機種の機能の違いや、Venu X1が持つウェルネス、ゴルフ、ランニング機能の概要がわかります。

ガーミンVenu X1の紹介(Garmin公式プレスリリースより引用)
Garmin公式プレスリリースより引用

2025年6月26日にVenuシリーズの最新機種、Venu X1が発売されました。

Venu X1はガーミンウォッチとしては珍しい「スクエア形状」をしているところが特徴的で、普段の健康管理からフィットネス、多数のアクティビティに対応したフィットネスGPSウォッチのハイエンドモデルです。

Venu X1の特徴を簡単に言うと、

画面が大きいのに軽い、それでいて超高機能なGPSウォッチです。

ガーミンのヘルス&ウェルネス向けウォッチにはVenu3Venu3SというVenu X1の下位モデルがあります。

また、ランナー向けハイエンドモデル「Forerunner 970」や、ゴルファー向けハイエンドモデル「Approach S70」とどっちが買いなのか?気になっているかたもいらっしゃると思います。

最近のガーミンウォッチは多機能化しており、比較ポイントが多くて悩んでしまいますよね。

この記事では、各モデルの違いをわかりやすく解説し、あなたに最適な選択をサポートします。

筆者が所有しているガーミンForeAthlete55
筆者が所有しているガーミンForeAthlete55
ガーミンウォッチを装着してぎふ清流ハーフマラソンを完走しました

私は現在ガーミンForeAthlete 55を所有しており、普段使いからマラソンまで幅広く使用しています。

VenuX1、venu3、Forerunner970、ApproachS70の写真
Venu X1はスクエア形状ディスプレイのため、視認性がバツグン!

そんなガーミン歴7年以上の私が導き出した「あなたに合うガーミンの選び方」を紹介します。

  • ランニングとゴルフどちらも楽しむ方は「Venu X1」一択!
  • 日常使い&ゴルフ使いでカッコよくおしゃれにキメたいなら「Venu X1」がベストチョイス!
  • ヘルスケア&ウェルネス機能、コスパ派のフィットネスユーザーには「Venu3」がおすすめ!
  • 日常使いメインでコンパクトでエレガントなデザインを重視する人は「Venu3S」がおすすめ!
  • ランニング専門使いは「Forerunner 970」、ゴルフ専門使いは「Approach S70」がおすすめ!
  • 心房細動の兆候管理アプリを活用したい人は「Venu3」「Venu3S」「Forerunner970」がおすすめ!
この記事を書いた人
せでぃあ

✅普段使い、トレーニング、マラソンでガーミンを愛用

✅ファンランナーとして月100kmランニング

✅フルマラソンベストは3時間45分

✅現在は10km、ハーフマラソン出走がメイン

せでぃあ

ガーミン歴7年以上の経験を活かして、機種を選ぶ際に気にして欲しい重要なポイントを押さえて分かりやすく解説します。

目次

Venu X1の特徴

Venu X1はVenuシリーズの最新機種かつ、最上位機種になります。

Venu X1はBlackとMossの2色のカラーラインナップから選べます
Venu X1は2つカラーラインナップから選択可能

そんなVenu X1の注目すべき特徴をご紹介します。

Venu X1の特徴

  • GARMIN史上最大のディスプレイ
  • Venuシリーズ初の地図機能
  • 100種類以上のスポーツアクティビティに対応

GARMIN史上最大のディスプレイ

Venu X1はGARMINスマートウォッチ史上最大の「対角2インチ(51.2mm)サイズ」のディスプレイを採用しています。

Venu X1はGARMINスマートウォッチ史上最大の対角2インチディスプレイを採用しています
Venu X1はスクエア形状により視認性に優れます

一般的なGARMINウォッチは丸型なのに対して、Venu X1はスクエア形状になっているため画面の視認性がバツグンに良いことが特徴です。

ディスプレイは屋外でも見やすい高輝度のAMOLEDを採用。

大画面ながらも本体の厚みは最薄の7.9mmで、バンドを含めた総重量は40g装着していて負担を感じない軽量モデルとなっています。

項目Venu X1の仕様
ストラップ素材ナイロン
レンズ素材サファイアクリスタル
本体サイズ41 x 46 x 7.9 mm
ディスプレイサイズ対角2インチ
手首周り適応サイズ140-230 mm
重量34 g (バンド込み:40g)
防水機能5ATM(50m防水)
稼働時間スマートWモード:約8日間
GPSモード:約16時間
キャッシュレスSuica対応
その他音楽保存
スピーカー&マイク搭載
電卓機能
睡眠スコア
睡眠コーチ
心拍数
ストレスレベル など
せでぃあ

バンドはフィット感の良いナイロンバンドを採用しています。

さらには、レンズ素材にサファイアクリスタルを採用している点もポイントです!

ディスプレイ素材の種類

  • アクリル
  • 化学強化ガラス
  • Gorilla Glass 3
  • Gorilla Glass DX
  • サファイアクリスタル

プラスチック素材である「アクリル」が一番キズへの耐性が弱く、「サファイアクリスタル」が傷がつきにくい上位素材となります。

Venu X1では、最上位グレードの「サファイアクリスタル」が採用されており、とても高いディスプレイの耐久性を持っていることも特徴的な要素です。

Venuシリーズ初の地図機能

Venu X1はシリーズ初となる地図機能を内蔵しています。

Venu X1はシリーズ初となる地図機能を搭載しています。

Venu X1には、フルカラーの日本詳細地図が搭載されており、初めてのランニングコースであっても迷ってしまわないようにナビゲートしてくれます。

また、地図機能を持つ機種ならではのランニング機能として、ダイナミックラウンドトリップ機能が備わっています。

走りたい距離を入力するだけで、スタート地点まで戻ってくるコースを自動で作ってくれます。

旅先でもランニングを楽しみたい!そんな方におすすめな機能です。

Venu X1は世界43000以上のゴルフコースをな内蔵しています。

さらに、Venu X1は世界43,000以上のゴルフコースを内蔵しています。

GPSを使ったグリーンまでの距離計測など、大画面を生かしたゴルフ機能もVenu X1には備わっています。

せでぃあ

大画面で地図が見られるのはとても嬉しいですね!

100種類以上のスポーツアクティビティに対応

Venu X1はランニング、ゴルフ、筋トレ、バイク、登山など100種類以上のアクティビティに対応しています。

ランニングとゴルフのどちらも楽しみたい方に、Venu X1は絶好の機種だと言えます。

Venu X1のランニング機能

  • レース予想タイム
  • トラックラン
  • ランニングパワー
  • トレイルラン自動クライム
  • VO2 Max
  • インターバルトレーニング

Venu X1のゴルフ機能

  • グリーン(フロントエッジ/センター/バックエッジ)までの距離
  • レイアップ/ドッグレッグまでの距離
  • ショット距離測定
  • デジタルスコアカード
  • グリーンビュー
  • ハザード情報
せでぃあ

ランニングとゴルフどちらも楽しむ方は、Venu X1一択と言えます!

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Venu3、Venu3Sと機能や価格を比較

Venu X1の下位モデルであるVenu3、Venu3Sと比較して機能の違いを見ていきます。

Venu X1 ブラック
Venu X1
venu3の外観写真
Venu3
venu3sの外観写真
Venu3S
発売日2025年6月26日2023年9月7日2023年9月7日
定価(税込)129,800円60,800円60,800円
サイズ41.0×46.0×7.9mm45.0×45.0x12.0mm41.0×41.0x12.0mm
手首周り
適応サイズ
140-230mm135-200mm110-175mm
画面サイズ対角2インチ
51.2mm
1.4インチ
Φ35.4mm
1.2インチ
Φ30.4mm
画面解像度448 x 486pix454×454pix390×390pix
ディスプレイAMOLED
タッチパネル
AMOLED
タッチパネル
AMOLED
タッチパネル
重量34g
バンド込み40g
47g40g
レンズ素材サファイア
クリスタル
Gorilla Glass 3Gorilla Glass 3
バンド素材ナイロンシリコンシリコン
地図機能対応非対応非対応
スマート起床
アラーム
対応非対応非対応
時差ぼけ
アドバイザー
対応対応対応
睡眠コーチ対応対応対応
対応
アクティビティ
100種類以上30種類以上30種類以上
LED
フラッシュライト
対応非対応非対応
レース予想タイム対応非対応非対応
Bluetooth通話
音声アシスタント
対応対応対応
バッテリー
駆動時間
スマートWM:約8日
GPSモード:約16hr
GNSSモード::約14hr
GNSS+音楽:約7hr
スマートWM:約14日
GPSモード::約26hr
GNSSモード::約20hr
GNSS+音楽:約11hr
スマートWM::約10日
GPSモード:約21hr
GNSSモード:約15hr
GNSS+音楽:約8hr
測位衛星GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
Beidou
GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
光学式心拍計第5世代第5世代第5世代
心電図アプリ非対応対応対応
防水等級5ATM5ATM5ATM
音楽保存再生可能可能可能
内蔵メモリ32G8G8G
キャッシュレスSuica対応Suica対応Suica対応
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Venu X1がディスプレイサイズ最大にして、最薄モデルであることがVenu3と比較することではっきりとわかります。

とくにVenu X1の本体厚み7.9mmは特筆すべき点です。

Venu X1はディスプレイサイズが大きくて明るいAMOLED搭載モデルながら、1回の充電で1週間の稼働が可能です。

ですので、急に泊りで出張することになっても安心です。

注目すべきVenu3やVenu3Sとの比較ポイントは以下の通り。

Venu3/3Sとの比較ポイント
  • 手首周り対応サイズ
  • 対応アクティビティ数
  • スマート起床アラーム
  • LEDフラッシュライトとレース予想タイム
  • 心電図アプリ対応

手首周り対応サイズ

Venu X1 ブラック
Venu X1
venu3の外観写真
Venu3
venu3sの外観写真
Venu3S
サイズ41.0×46.0×7.9mm45.0×45.0x12.0mm41.0×41.0x12.0mm
手首周り
適応サイズ
140-230mm135-200mm110-175mm

ガーミンウォッチ選びの際に注意したいのが「手首周りの適応サイズ」です。

これは、手首にバンドを巻いて装着することができる手首周りのサイズの適用範囲のことです。

Venu X1は適用する手首周りのサイズが「140-230mm」であることに注意してください。

手首周りのサイズが140mm未満の方は、Venu 3Sをチョイスされるとフィット感が得られやすいです。

手首周りのサイズが200mmより大きい方は、Venu X1がマッチします。

対応アクティビティ数

Venu3やVenu3Sの対応アクティビティ数が30以上なのに対し、Venu X1は100種類以上のアクティビティに対応しています。

Venu X1で対応するアクティビティ例

ジム筋トレ, HIIT(高強度インターバルトレーニング)ワークアウト, カーディオ, Xトレーナー, ステッパー, フロアクライム, 屋内ローイング, なわとび
マルチスポーツトライアスロン, スイムラン
ウェルネスウォーク, ピラティス, ヨガ, 屋内ウォーク, モビリティ, 瞑想
屋内ラントレッドミル, 屋内トラック, バーチャルラン
屋外ランラン, トラックラン, トレイルラン, ウルトララン, 障害物レース, Adventure Race
アウトドアレクリエーション機能ハイキング, 屋内クライム, ボルダリング, 登山, ラッキング, Expedition, 狩り, 乗馬, ゴルフ, ディスクゴルフ, アーチェリー
サイクリングバイク, ロードバイク, MTB(マウンテンバイク), グラベルバイク, バイク通勤, バイクツアー, e-バイク, e-MTB, 屋内バイク, シクロクロス, BMX
スイムプールスイム, 屋外スイム
ウォーターアクティビティSUP, ローイング, カヤック, 釣り, ボート, ヨット, 長距離ヨット
モータースポーツオートバイ, オーバーランド, モトクロス, ATV, スノーモービル
ラケットスポーツテニス, ピックルボール, バドミントン, スカッシュ, 卓球, パデル, プラットホームテニス, ラケットボール
スノー&ウィンタースキー, ボード, BCスノーボード(バックカントリースノーボード), XCスキー, XC スケートスキー, バックカントリースキー, アイススケート, スノーシュー
チームスポーツバスケットボール, バレーボール, フィールドホッケー, アイスホッケー, サッカー/フットボール, アメリカンフットボール, ラクロス, ラグビー, アルティメットディスク, クリケット, ソフトボール, 野球
リング競技ボクシング, 総合格闘技
その他のアクティビティインラインスケート, ゲーム

様々なアクティビティを楽しまれる方は、Venu X1がおすすめです!

コストを抑えたい方には、80種類以上のアクティビティに対応したvivoactive 6もおすすめです。

スマート起床アラーム

スッキリ目覚めができた女性

スマート起床アラーム機能とは、睡眠サイクルに基づいた適切なタイミングで振動と音で起床を促してくれる機能です。

設定した起床時間までの30分間の中において、眠りの浅いタイミングを狙ってアラームを発信してくれます。

目覚めのタイミングをガーミンウォッチがコントロールし、あなたの快適な目覚めをサポートします。

この機能は、Venu3やVenu3Sには備わっていない機能です。

また、このあと比較する「Forerunner 970」「Approach S70」にもスマート起床アラーム機能はありません。

せでぃあ

寝起きがスッキリしない!そんなあなたに使って欲しい機能です。

LEDフラッシュライトとレース予想タイム

Venu X1 ブラック
Venu X1
venu3の外観写真
Venu3
venu3sの外観写真
Venu3S
LED
フラッシュライト
対応非対応非対応
レース予想タイム対応非対応非対応
測位衛星GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
Beidou
GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)

Venu X1には、夜間にランニングするときに周りに自分の存在を知らせることができる「LEDフラッシュライト」機能が備わっています。

また、設定したレース日までトレーニングを継続した場合のレースタイムとペースを予想してくれる「レース予想タイム」機能も持っています。

位置計測衛星として、Beidou衛星にも対応しているためVenu3よりも位置計測精度面で有利です。

せでぃあ

LEDフラッシュライト機能は、アウトドアなどで暗い場所を照らす際にも活用できます。

心電図アプリ対応(Venu X1非対応)

Venu X1 ブラック
Venu X1
venu3の外観写真
Venu3
venu3sの外観写真
Venu3S
光学式心拍計第5世代第5世代第5世代
心電図アプリ非対応対応対応

Venu X1を選ぶときに注意すべきデメリットとして、心電図アプリに未対応であることが挙げられます。

Venu 3Venu 3Sは心電図アプリに対応しています。

心電図アプリを使うことで日々の心拍変化を記録・分析することができ、ウォッチ上で確認できるほか、無料アプリ「Garmin Connect」でも記録・確認が可能です。

心電図アプリでできること

  • 心電図の記録
  • 心房細動の兆候検知
  • 結果の共有

心電図アプリが記録を分析して心拍データを取得し、心房と心室が同期して鼓動していないときに発生する心房細動と呼ばれる不規則な心拍の兆候を検出することが可能となります。

せでぃあ

心電図アプリを使いたい方は、Venu X1は非対応のため注意してください。

日本で使えるガーミンの心電図アプリ対応機種を一挙公開中!

Forerunner970と機能や価格を比較

GPSランニングウォッチのハイエンドモデルである「Forerunner 970」と比較して、価格やランニング機能の違いを見ていきます。

Venu X1 ブラック
Venu X1
GARMIN_Forerunner970
Forerunner970
発売日2025年6月26日2025年6月5日
定価(税込)129,800円121,800円
サイズ41.0×46.0×7.9mm47x47x12.9mm
手首周り
適応サイズ
140-230mm135-205mm
画面サイズ対角2インチ
51.2mm
1.4インチ
Φ35.3mm
画面解像度448 x 486pix454×454pix
ディスプレイAMOLED
タッチパネル
AMOLED
タッチパネル
重量34g
バンド込み40g
56g
レンズ素材サファイア
クリスタル
サファイア
クリスタル
バンド素材ナイロンシリコン
地図機能対応対応
スマート起床
アラーム
対応非対応
時差ぼけ
アドバイザー
対応対応
睡眠コーチ対応対応
対応
アクティビティ
100種類以上30種類以上
LED
フラッシュライト
対応対応
レース予想タイム対応対応
Bluetooth通話
音声アシスタント
対応対応
GNSS
マルチバンド
非対応対応
SatIQ非対応対応
バッテリー
駆動時間
スマートWM:約8日
GPSモード:約16hr
GNSSモード::約14hr
GNSS+音楽:約7hr
スマートWM:約15日
GPSモード:約26hr
SatIQモード:約23hr
GNSSモード:約21hr
SatIQ+音楽:約13hr
GNSS+音楽:約12hr
測位衛星GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
Beidou
GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
Beidou
光学式心拍計第5世代第5世代
心電図アプリ非対応対応
防水等級5ATM5ATM
音楽保存再生可能可能
内蔵メモリ32G32G
キャッシュレスSuica対応Suica対応
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Forerunner 970はランニングウォッチの中で最も高機能なハイエンドモデルで、Venu X1が未対応の心電図アプリにも対応しています。

Forerunner 970は別売りの心拍センサーHRM-600とペアリングすることで、足が地面に着いたときのスピードロスやランニング中のエネルギー効率などを測定することができます。

ガーミンの心拍センサーHRM 600
ガーミンの心拍センサーHRM 600

自分を極限まで鍛えて、マラソン大会で上位を目指すならForerunner 970をオススメします。

ファンランナーとしてマラソン大会に出つつ日々の健康管理もしたい方に向けて、下記比較ポイントについて違いを解説します。

Forerunner 970との比較ポイント
  • GNSSマルチバンド対応
  • SatIQ機能
  • ランニング機能

GNSSマルチバンド対応(Venu X1非対応)

GNSSマルチバンドは、複数の周波数帯の衛星信号を受信することで、測位精度を向上させる機能です。

高層ビルが立ち並ぶ市街地でのランニングや山間部でのトレイルランニングなど、衛星信号が反射しやすい環境でその効果を発揮します。

これにより、GNSSマルチバンド非対応機種に比べてより正確な位置情報を取得することができます。

せでぃあ

同じ地図機能対応機種であっても、場所によってはForerunner 970の方がより正確な位置を計測できる可能性があります。

Forerunner 265や265SもGNSSマルチバンドに対応しています。

SatIQ機能(Venu X1非対応)

SatIQは、状況に応じて最適なGPSモードを自動で選択する技術です。

これにより、バッテリーの消費を抑えつつ、高い測位精度を維持することができます。

例えば、空が開けた場所ではGPSモード、ビル街や山間部などではGNSSマルチバンドモードといったように、環境に合わせて自動で切り替わります。

ランニング機能

Venu X1はGNSSマルチバンドやSatIQに非対応とはいえ、Forerunner 970に引けを取らないランニング機能を有しています。

Venu X1 ブラック
Venu X1
GARMIN_Forerunner970
Forerunner970
トラックラン
ランニング
ダイナミクス
ランニング
耐久値
非対応
ランニング
エコノミー
非対応
(要互換アクセサリ)
ランニング
パワー
勾配調整
されたペース
インドア
トレーニング
パフォーマンス
コンディション
乳酸閾値
ヒルスコア
メトロノーム
レース予想タイム
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このように、Venu X1はウェルネスGPSウォッチでありながらほとんどのランニング機能に対応しています。

マラソン大会で表彰台を狙うランナーでなければ、Venu X1はマラソンランナーにとって十分な機能を有しています。

Venu X1はGNSSマルチバンドモードに非対応である点には注意が必要です。

トラックラン

陸上競技場のトラックで走る際に、より正確な距離やラップタイムを計測するための機能です。

いつも走るトラックの情報を登録しておけば、GPSの誤差を補正してくれます。

ランニングダイナミクス

走り方のクセを分析してくれる機能です。

上下の動きや地面に足がついている時間などを計測し、効率の良いフォームを身につけるのに役立ちます。

ランニング耐久値(Venu X1非対応)

どれくらいの時間、走り続けられるかを示す数値です。

この数値を見ることで、自分の持久力がどのくらいあるのか、客観的に把握できます。

ランニングエコノミー(Venu X1非対応)

どれだけ効率よく走れているかを示す指標です。

同じペースで走っていても、この数値が良ければ、より少ないエネルギーで走れていることになります。

ランニングパワー

ガーミンウォッチの各機能について、誰でも理解できるよう簡単に説明します。

トラックラン

陸上競技場のトラックで走る際に、より正確な距離やラップタイムを計測するための機能です。いつも走るトラックの情報を登録しておけば、GPSの誤差を補正してくれます。

ランニングダイナミクス

走り方のクセを分析してくれる機能です。上下の動きや地面に足がついている時間などを計測し、効率の良いフォームを身につけるのに役立ちます。

ランニング耐久値

どれくらいの時間、走り続けられるかを示す数値です。この数値を見ることで、自分の持久力がどのくらいあるのか、客観的に把握できます。

ランニングエコノミー

どれだけ効率よく走れているかを示す指標です。同じペースで走っていても、この数値が良ければ、より少ないエネルギーで走れていることになります。

ランニングパワー

走るときにどれくらいの力を使っているかをワット(W)で示す数値です。

坂道や風の強い日でも、どれくらいの負荷で走っているのかを把握できます。

勾配調整されたペース

坂道を走っているときに、もし平坦な道を走っていたらどのくらいのペースになるか、を計算してくれる機能です。

上り坂でも下り坂でも、ペースを一定に保ちたいときに役立ちます。

インドアトレーニング

ジムのランニングマシンや、室内用のサイクルトレーナーなど、室内での運動を記録するための機能です。

天気が悪い日でも、トレーニングの記録をしっかり残せます。

パフォーマンスコンディション

その日の体調を数値で示してくれる機能です。

ランニング開始から数分で、今日のコンディションが良いのか悪いのかを判断してくれます。

乳酸閾値

「これ以上ペースを上げると急にきつくなる」という限界点を測定してくれる機能です。

この数値を把握することで、自分に合ったペース配分がわかるようになります。

ヒルスコア

坂道を走る能力を数値化したものです。

急な坂を力強く上る能力と、長い坂を走り続ける持久力を総合的に評価してくれます。

メトロノーム

一定のリズムを音や振動で知らせてくれる機能です。ランニングのピッチ(1分間の歩数)を意識したいときに役立ちます。

レース予想タイム

レース予想タイムは、ガーミンウォッチがVO2 Max(最大酸素摂取量)と過去のトレーニング履歴に基づいて、5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソンといった各距離のレース予想タイムを算出する機能です 。

この予想タイムはレースに向けて適切なトレーニングが完了していることを前提としており、目標タイムを設定する際の参考になります。

Approach S70と機能や価格を比較

GPSゴルフウォッチのハイエンドモデルである「Approach S70 47mmモデル」と比較して、価格やゴルフ機能の違いを見ていきます。

Approach S70は42mmモデルもありますが、GNSSマルチバンドやSatIQには非対応のため高機能な47mmモデルと比較しています。

Venu X1 ブラック
Venu X1
Garmin Approach S70 47mmモデル
Approach S70
47mmモデル
発売日2025年6月26日2023年5月31日
定価(税込)129,800円99,800円
サイズ41.0×46.0×7.9mm47x47x14mm
手首周り
適応サイズ
140-230mm 130-205mm
画面サイズ対角2インチ
51.2mm
1.4インチ
Φ35.41mm
画面解像度448 x 486pix454×454pix
ディスプレイAMOLED
タッチパネル
AMOLED
タッチパネル
重量34g
バンド込み40g
56g
レンズ素材サファイア
クリスタル
Gorilla Glass 3
バンド素材ナイロンシリコン
地図機能対応非対応
スマート起床
アラーム
対応非対応
時差ぼけ
アドバイザー
対応対応
睡眠コーチ対応対応
対応
アクティビティ
100種類以上40種類以上
LED
フラッシュライト
対応対応
レース予想タイム対応対応
Bluetooth通話
音声アシスタント
対応対応
GNSS
マルチバンド
非対応対応
SatIQ非対応対応
バッテリー
駆動時間
スマートWM:約8日
GPSモード:約16hr
GNSSモード::約14hr
GNSS+音楽:約7hr
スマートWM:約16日
GPSモード:約20hr
測位衛星GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
Beidou
GPS
GLONASS
Galileo
みちびき(補完)
光学式心拍計第5世代第4世代
心電図アプリ非対応非対応
防水等級5ATM5ATM
音楽保存再生可能可能
内蔵メモリ32G32G
キャッシュレスSuica対応Suica対応
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Approach S70はゴルフ向けGPSウォッチのため、日本地図表示機能を持っていません。

また、ゴルフ機能以外の要素ではGNSSマルチバンド非対応であることを除き、基本的にVenu X1の方が高機能です。

ですので、Approach S70とはゴルフ機能に対して機能比較していきます。

ゴルフ機能の比較

Venu X1のゴルフ機能イメージ
Venu X1のゴルフ機能イメージ(Garmin公式サイトより引用)
Venu X1 ブラック
Venu X1
Garmin Approach S70 47mmモデル
Approach S70
47mmモデル
ゴルフコース
マップ表示
みちびき
L1S信号対応
非対応
グリーン
までの距離
レイアップ
ドッグレッグ
までの距離
ショット
距離測定

(自動)

(自動/手動)
デジタル
スコアカード
ガーミン
オートショット
グリーンビュー
ハザード情報
ピンポインター
PlaysLike 距離
高低差情報
風速/風向き表示
バーチャルキャディ
第1世代
グリーン変更
(2グリーン対応)
非対応
トーナメントモード非対応
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どちらの機種も全世界43,000以上のゴルフコースのフルカラーマップがプリインストールされており、Venu X1はゴルフ用ウォッチであるApproach S70と同レベルのゴルフ機能を持っています。

おしゃれなスクエアデザイン、便利なハンズフリー通話機能、大きなディスプレイを生かした高度なゴルフ機能。

Approach S70の定価+3万円でVenu X1が買えるのですから、普段使い+ゴルフ使いするならVenu X1は間違いなく買いだと思います。

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ゴルフ機能の解説

Venu X1とApproach S70とで比較したゴルフ機能を簡単に紹介します。

みちびきL1S信号対応(Venu X1非対応)

日本のほぼ真上を通る衛星「みちびき」の特別な信号(L1S)に対応することで、位置情報の誤差が数メートルから数十センチ単位にまで向上します。

これにより、ピンやハザードまでの距離がより正確に表示され、自信を持ってクラブ選択ができます。

グリーンまでの距離

Garmin Approach S70のグリーンまでの距離表示画面イメージ
Approach S70の表示イメージ

グリーンの手前(フロントエッジ)、中央(センター)、奥(バックエッジ)までの3つの距離を同時に表示してくれます。

これにより、「とりあえずグリーンセンターを狙う」「手前のバンカーは絶対に越えたいから、フロントエッジまでの距離を参考にクラブを選ぶ」といった戦略的なプレーが可能になります。

ショット距離を測定

ショットした地点でボタンを押し、ボールの落下地点まで行くと、そのショットの飛距離を自動で計測してくれます。

デジタルスコアカード

ホールアウト後に、時計上で自分のスコア(打数)やパット数を簡単に入力できます。

データは自動でスマホアプリ「Garmin Golf」に同期され、後からいつでもラウンドを振り返ることができます。

ガーミンオートショット

スイングの衝撃を感知して、ショットした位置と飛距離を自動で記録します(パットやごく短いアプローチは除く)。

ラウンド後に「あのホールの2打目は何ヤード飛んだかな?」といった振り返りができ、自分のプレー分析に役立ちます。

グリーンビュー

Garmin Approach S70のグリーンビュー表示画面イメージ
Approach S70の表示イメージ

実際のグリーンの形状が時計の画面に表示されます。

さらに、その日のカップの位置(ピンポジション)が分かっている場合は、画面をタップ&ドラッグしてピンの位置を自分で動かすことができます。

これにより、より正確なピンまでの距離を把握できます。

ハザード情報

Garmin Approach S70のハザード表示画面イメージ
Approach S70の表示イメージ

コース上のバンカー、池、林などのハザードまでの距離と、それを越えるために必要な距離を表示してくれます。「あのバンカーまで何ヤードか」が正確にわかるので、ハザードを避けるためのコースマネジメントに非常に役立ちます。

ピンポインター

ドッグレッグや打ち上げなどで、グリーンが直接見えないホールで活躍します。

画面に矢印が表示され、ピンがどちらの方向にあるかを教えてくれるので、安心して狙いを定めてスイングできます。

PlaysLike 距離(高低差情報)

Garmin Approach S70の高低差情報表示画面イメージ
Approach S70の表示イメージ

例えば、ピンまでの直線距離が150ヤードでも、急な打ち上げがあれば、実際には160ヤード打つ必要があります。

この機能は、そうした高低差を自動で計算し、「感覚的距離(PlaysLike Distance)」として表示してくれます。クラブ選択の迷いを減らしてくれる、非常に強力な味方です。

風速/風向き表示

Garmin Approach S70の風速・風向き表示画面イメージ
Approach S70の表示イメージ

スマートフォンを介して取得したリアルタイムの風速と風向きを時計の画面に表示します。

アゲインスト(向かい風)なのかフォロー(追い風)なのかが一目でわかり、ショットの精度を高めるのに役立ちます。

風速/風向き表示はGarmin Golf アプリとの接続が必要です。

Garmin Golf
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開発元:Garmin
無料
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バーチャルキャディ 第1世代

Garmin Approach S70のバーチャルキャディ表示画面イメージ
Approach S70の表示イメージ

過去のラウンドデータや、その場の風、高低差などの情報を瞬時に分析し、「あなたならこの場面ではこのクラブを持つのがおすすめです」と提案してくれます。

まるで専属キャディのように、コース戦略をサポートしてくれるハイテク機能です。

グリーン変更 (2グリーン対応)(Venu X1非対応)

日本のゴルフ場には、メイングリーンとサブグリーンの2つがあるコースが多いです。

この機能を使えば、その日に使用しているグリーンを簡単に切り替えて、正しいグリーンまでの距離を表示させることができます。

トーナメントモード(Approach S70非対応)

ゴルフの公式な大会では、高低差や風、バーチャルキャディといった、プレーヤーの判断を助ける機能の使用が禁止されている場合があります。

トーナメントモードをオンにすると、それらの機能が一括でオフになり、距離計測のみのシンプルな機能となるため、ルール適合の範囲内で時計を使用することができます。

Venu X1は日常使いやランニング、ゴルフにも使える万能モデル

もう迷わない!ガーミンウォッチの選び方

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応援ありがとうございます(^^)/

GARMIN Venu X1を徹底比較!ランニング、ゴルフに使えるのか?

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