【高専生の親が語る】子供が高専に興味を持つきっかけ作り8選とその効果とは?
これからの時代、技術力や創造力を持つ人材が求められてきます。
人間でなければ対応できない技術力を持たなければ、ロボットやAIに仕事を奪われてしまうかもしれない世の中がもう目の前に迫ってきていることは、誰もが感じていることだと思います。
あなたは、わが子に高専へと進学して欲しいと思いますか?
私は子供に高専に行って欲しいと強く願っていました。
とはいっても、その理由はAI時代に向けた準備とは関係なく、もっと単純でした。
自分が子供の時にあこがれていた、ロボコンに出場して欲しい!
子供に自分の夢を託すなんて身勝手だなぁと思いつつ、高専に進学して欲しくて実践してきたことをご紹介します。
- 子供を高専に進学させたい方
- 高専に興味を持たせるきっかけ作りの方法を知りたい方
- プログラミングなどの技術分野に興味を持たせたい方
我が息子は自分の意志で高専に進むことを決断しています。
また勉強も熱心で、遊びたい気持ちもグッと我慢しました。
子供の進路は子供自身が決めるものという前提のもと、本記事を参考にしていただけますと幸いです。
高専に興味を持たせるきっかけ作り8選
きっかけ作りは、子供が未就学児のころから始めました。
中学生のとき、高専に興味がなくなりそうな時期もありました。
進路決めするころには、自分は将来技術者になりたい!と高専への道に推薦入試を経て進んでくれました。
そう、タイムリミットは子供が中学3年生になる14・15歳までなのです。
高校卒業のタイミングで高専に編入する制度もありますが、選択する人はごくわずかです
ここからは、私が実際に実践してきた高専に興味を持たせるきっかけ作りをご紹介します。
- レゴブロックで想像力を働かせる
- 科学館で科学の世界に触れる
- ロボコンのDVDを見てロボコンを知る
- レゴランドに行ってレゴへの興味を深める
- ロボット教室に通って創造力を育む
- 電子工作にチャレンジする
- マインクラフトで想像力を高める
- 高専オープンキャンパスに行く
レゴブロックで想像力を働かせる
レゴブロックを使って、遊びながら想像力を養ってほしいと考えていました。
何もないところから自分でブロックを組み合わせて組み立てることが大切だと考えました。
レゴブロック遊びは、答えのない想像力遊びです。
作って楽しい!と思いながら、知らず知らずのうちに想像力が育まれるって素晴らしいことですよね?
未就学児のころはデュプロから
未就学児のお子様には、安全に楽しく想像力を育むことができるデュプロブロックをおすすめします!
レゴブロックデュプロは、通常のレゴよりもブロックのサイズが大きいブロックになります。
未就学児のころはなんでも口に入れることが多いので、うっかりレゴブロックを食べてしまうことは避けたいです。
我が家はまずは大きいブロックで簡単に組み立てられるレゴブロックデュプロから使い始めました。
デュプロは通常のレゴブロックと組み合わせて、組み立てることも可能です。
デュプロブロックは長くつかえます
通常のブロック→レゴテクニックへ
小学生になったら通常のレゴブロックを使った遊びに切り替えていきます。
そして高学年になってきたらレゴテクニックシリーズのブロックセットにチャレンジしました。
レゴテクニックは、レゴを組み立てるだけでなくギヤなどを使った駆動部分が存在しており、組み立てた後にいくらかのパーツを動かすことができます。
動作の仕組みを勉強できるメリットもありますが、作っている本人がとても楽しそうでした。
↓実際に我が子が体験したセットです。
高専の合格祝いでプレゼントした、レゴテクニック「ランボルギーニ」です。
ブロックの数がなんと3696ブロックもあります!
毎日早起きして、夢中で作っていました!
レゴブロックセットにはそれぞれ対象年齢が記載されていますので、難易度の目安にしてください
科学館で科学の世界に触れる
科学館へは子供を連れて何度も行きました。
科学館は身近な科学について体験しながら学ぶことができるため、遊び感覚でその世界に触れることができます。
科学館の規模にもよりますが、プラネタリウムがある科学館であればほぼ一日楽しむことができます。
科学の世界に興味を持てるって大切ですよね!
ロボコンのDVDを見てロボコンを知る
これはそもそも私が独身のときに見ていました。
子供が小学生になってから、もう一度子供とロボコンDVDを鑑賞して高専に興味を持たせたいと強く感じました。
高専生がロボコンに挑戦する青春物語なのですが、大会のシーンでは手に汗を握って応援していました。
レゴランドに行ってレゴへの興味を深める
レゴランド・ディスカバリー・センターは、お台場にある300万個を超えるレゴブロックがいっぱいの屋内型のアトラクションです。
屋内型施設のため天候に関係なく楽しむことができます。
私も事前に日時指定チケットの前売券を購入して家族旅行としてレゴランドディスカバリーに行きました。
レゴというものをアトラクションやレゴ教室を通じて楽しむことができ、レゴをもっと好きになってくれたと思います。
ブロック作りのイベントにも参加して、とても楽しそうでしたよ!
ロボット教室に通って創造力を育む
小学3年生から6年生まで「ヒューマンアカデミーロボット教室」に通っていました。
ブロックを組み立ててロボットを作り、動かすという遊び感覚で勉強できる教室でした。
小学生のころは好奇心が旺盛なので、遊び感覚で学べることはとても大切だと思います。
ロボット教室に通うことで、自分で考えてロボットを作り上げる想像力や、プログラムを作り上げる考察力を磨くきっかけ作りができたと感じています。
ロボット教室は意味ない、無駄だという意見を耳にしますが、私はとても意味があると思います!
電子工作にチャレンジする
子供小学5年生になったときに、プログラミングを使わずに作ることができる工作「じゃんけん装置」を作りました。
小学6年生の時には、プログラミングを使ったレゴ信号機工作「信GO機」を作りました。
どちらも市の発明くふう展で賞を受賞し、子供の技術分野への関心にもつながったと感じています。
- じゃんけん装置を製作し、発明くふう展で「努力賞」を受賞
- 信GO機を製作し、発明くふう展で「優秀賞」を受賞
親子で一緒に工作を作ることで、子供との絆が深まってお互いとてもよい経験をしました。
入賞経験が技術の道に進むことへの自信につながりました
マインクラフトで想像力を高める
マインクラフトは、ゲーム内でブロック遊びができるのが特徴です。
ゲームが始まると、広い大地に放り出され何をしようが自由なゲームです。
いわゆる勇者が悪者をやっつけるために立ち上がる!といったゲームと真逆で、目的や手段も自分が決めて遊ぶ想像力育成ゲームとなっています。
ゲームは1日1時間!
プログラミング要素もあって、とても奥深いですよ
高専オープンキャンパスに行く
実際に高専のオープンキャンパスに子供と参加しました。
機械工学科をメインに見学しましたが、オープンキャンパスの内容はざっくり以下の通りでした。
- ロボコンに出場したロボットの解説
- CAD設計や、シミュレーション設計方法
- 実習施設の見学(マシニングセンタなど)
- 現役学生さんへの質問タイム
- 学生寮の見学
オープンキャンパスで高専にチャレンジする気持ちが固まりました
まとめ
- レゴブロックで想像力を働かせる
- 科学館で科学の世界に触れる
- ロボコンのDVDを見てロボコンを知る
- レゴランドに行ってレゴへの興味を深める
- ロボット教室に通って創造力を育む
- 電子工作にチャレンジする
- マインクラフトで想像力を高める
- 高専オープンキャンパスに行く
親としてできることは、高専に興味を持ってもらうことと子供の頑張りを応援することです。
あとは子供自身が目標に向かって強い意志で勉学に臨むことがなければ高専に進学することは難しいです。
親子一緒になって、高専への進学に向かって頑張れたら素敵だと思います。
子供に何をしてあげられるか悩んでいる一生懸命なあなたを応援したくて、この記事を書かせていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「後悔しないロボット教室の選び方」を紹介しています。
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