人材派遣に向いている人の特徴は?向かない人は正社員を目指すべき理由
こんにちは、せでぃあ(@cediablog)です。
人材派遣社員はやめとけ!と言われますが、向いている人にはメリットがありますよね?
このような疑問にお応えします。
はい、派遣社員という働き方にメリットはあります。
派遣社員ならではのデメリットもあるため、メリット・デメリットのバランスが重要なポイントになります。
このバランスを左右するのが「あなたが派遣に向いている人かどうか」です。
向いている人にとって、派遣社員はバラ色の世界かもしれません。
私はかつて、大手エンジニアリング会社に正社員型の派遣社員として5年間派遣されていました。
派遣先では、産業機器の電気回路・ソフトウェア制御設計業務に従事してきました。
そして私は派遣に向いていない人でしたが、派遣先の大手企業でキャリアを積み上げて転職に繋げ、プライム企業の正社員として働くことができています。
本記事では、あなたが派遣社員に向いているかどうかを見極める方法を紹介します。
自分に合ったスタイルを見つけておくと、仕事もプライベートも充実させることができると感じています。
✅大手エンジニアリング会社に、派遣社員として5年間勤務
✅電験三種合格を機に転職を決意
✅転職エージェントを活用し、プライム企業に転職成功
✅転職後の異動経験を経て、多様なスキルを身に着ける
- 派遣に向いている人と向かない人の見極め方法
- 派遣に向かない人は正社員を目指すべき理由
- 派遣から正社員に転職する方法
派遣社員は3つの種類に分けられる
派遣社員は、雇用体系から3つの種類に区別されます。
派遣社員の種類
①登録型派遣
②常用型派遣
③紹介予定派遣
詳しく説明していきます。
登録型派遣
派遣会社と期間付きで雇用契約を結び、派遣先企業で働きます。
同じ派遣先での就業は最長3年までです。
- 働き方の自由度が高い。
- 未経験から様々な職種に挑戦できる。
- 収入が安定しない。
- 長く同じ職場で働けない。
常用型派遣
派遣会社と無期限で雇用契約を結び、派遣先企業で働きます。
派遣先が変わっても派遣会社との契約は継続され、派遣されていない期間でも給与が支払われます。
- 収入が安定している。
- 専門性を活かすことができる。
- 自由に仕事を選びにくい。
- 求められるスキルが高い。
わたしはかつて、この体系の派遣社員でした。
紹介予定派遣
派遣会社と期間付きで雇用契約を結び、派遣先企業で働きます。
派遣期間の後、本人と派遣先企業の合意のもとで正社員や契約社員として入社することを前提としています。
就業前に書類選考や面接が行われることがあります。
- 将来的に正社員になれる可能性が高い。
- 職場の雰囲気を体感してから入社できる。
- 企業から入職を断られる場合もある。
- 必ずしも正社員雇用されるわけではない。
派遣社員に向いている人とは
まずはじめに、派遣社員に向いている人の見極め方法を紹介します。
- パートやアルバイトより稼げれば良い
- 昇進やマネジメントに興味がない
- ある程度稼いだら辞めようと思っている
これらに該当する方は、派遣社員でいることにメリットがあると思います。
その理由について、詳しく説明していきます。
パートやアルバイトより稼げれば良い
派遣社員は、パートやアルバイトよりも時間給が高い傾向にあります。
さらには、土日祝日休みの企業に派遣されれば安定かつ高収入を得ることができます。
アルバイトと比較した稼げるポイント
毎月20時間程度働ける
残業でさらに稼げる
飲食店でアルバイトすると、土日祝日休みではなかったり、忙しい時間帯だけの勤務になったりすることがあります。
一般企業への派遣社員であれば、通常の正社員に近い勤務スタイルになるため安定感が高い傾向にあります。
アルバイトよりガッツリ稼げますよ
昇進やマネジメントに興味がない
派遣先の社員ではないので、派遣先の立場はずっと派遣社員という立場になります。
管理職になりたい、マネジメント業務をしたいという思いがなければプレーヤーとして稼ぎ続けることができます。
自分はプレーヤーとして淡々と稼ぎ続けたいという人は、派遣社員が向いています。
ある程度稼いだら辞めようと思っている
仕事はお金を稼ぐための手段であって、それ以上でもそれ以下でもない。
このような割り切った考え方であれば、派遣社員は向いていると思います。
派遣社員は、派遣先元の会社に辞めたい旨伝えるだけで済むので、気軽に辞められる特徴もあります。
目標金額までお金を貯めたら辞めようと思っている人には、派遣は向いていると思います。
このような割り切った考え方の人には、派遣社員をおすすめします!
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派遣社員に向かない人の見極め方法
次に、派遣社員に向かない人の見極め方法を紹介します。
- 出世したい人
- たくさん給料が欲しい人
- 人と比べるクセのある人
詳しく説明していきます。
出世したい人
派遣社員は、いくら派遣元会社で正社員であっても派遣先では派遣社員でしかありません。
派遣先で課長や部長になりたかったら、それは無理です。
プレーヤーとしてだけでなく、マネージャーの役割も担っていきたいと志している人は派遣社員には向いていません。
派遣元会社で管理職になれるかもしれませんが、かなり確率は低いと思ってください
そもそも派遣元会社に必要な管理職の人数は、ごく少人数です
たくさん給料が欲しい人
派遣社員は、派遣先の正社員(プロパー社員)と比較して昇給や賞与(ボーナス)が少ないです。
これは派遣会社が収益を上げる仕組みによるものです。
新入社員の時点では、プロパー社員と基本給にほとんど差はありません。
これが40代になることには、圧倒的な差まで格差が広がってしまう恐ろしさがあるのです。
たくさん給料が欲しいなら、派遣社員は向いていません。
40代になって後悔したくないなら、派遣はやめたほうがいいです
人と比べるクセのある人
派遣社員が向いている人が、アルバイトより稼げればそれで良いという「割り切った考え方の人」だったのに対して、人と比べてしまう人は派遣社員に向いていません。
それもそのはず。
派遣先のプロパー社員に比べたら見劣りする点が多すぎるからです。
プロパー社員より見劣りする点
昇進できない
派遣切りリスクがある
プロパー社員と比較して落ち込んでしまうような性格の人は、今すぐ派遣社員を辞める準備をすべきです。
とことん割り切った考え方がないとキツイですね
派遣に向かない人は正社員を目指すべき理由
派遣社員は、派遣先正社員(プロパー社員)と比較してしまうとつらい気持ちになってしまいます。
そんな派遣社員に向かない人が派遣社員を続けてはいけない理由を説明します。
私のように脱派遣をして、正社員として企業に勤めませんか?
- プロパー社員に見下される
- 使い捨ての道具にされる
- 給料が上がらない仕組みになっている
プロパー社員に見下される
私の派遣先職場では、年下のプロパー社員が、年上の派遣社員に対して偉そうにしていました。
その態度の極みが、タメ口です。
これは相手は意識していないかもしれませんが、派遣社員を見下している態度は随所に現れます。
プライドが高い人ほど、この態度にメンタルを削られることになります。
派遣社員という立場なだけで、みじめな思いをするのはつらいですね
悔しいやら悲しいやら、複雑な気持ちになりました
使い捨ての道具にされる
これが派遣社員ならではの、大きなデメリットになります。
派遣会社の正社員であっても、派遣切りという使い捨てが発生します。
派遣先の仕事量が減り派遣社員が不要になると、派遣契約終了となり派遣社員は派遣先を失います。
派遣社員は派遣先で昇進が狙えないどころか、同じ職場で働き続けることすら危ぶまれる立場なのです。
派遣社員は人ではなく道具なのか?と思ってしまいます
給料が上がらない仕組みになっている
派遣会社は、派遣社員が派遣先で仕事した時間に応じて報酬を得ています。
派遣先との派遣レート(いわゆる時給)が青天井に上がっていくわけがありません。
派遣社員の基本給と派遣レートのバランスが崩れてしまうと、派遣会社の利益が圧迫されます。
年齢を重ねるにつれて、派遣社員の給料は派遣先の正社員(プロパー社員)と比べて昇給幅が徐々に小さくなります。
それにより派遣社員はプロパー社員に比べて、年収の格差がどんどん広がってしまうのです。
給料が上がらないことに気づくころには、転職も困難な年齢になってしまっている可能性が高いです。
35歳までが転職適齢期と言われていますので、転職判断はお早めに!
派遣から正社員に転職する方法
派遣社員に向いていない人は、プロパー社員として働ける企業に転職することをおすすめします。
プロパー社員に転職する方法を紹介します。
- 派遣先の正社員として雇ってもらう
- 別企業に転職する
派遣先の正社員として雇ってもらう
これまで培ったスキルがそのまま活かせて、正社員という立場になれるのは嬉しいですよね!
私が派遣社員のころには、派遣先の正社員になれる仕組みができるウワサがあったものの、結局その仕組みはできませんでした。
今現在、派遣社員から正社員になれる仕組みがなければ、仕組みができるのを待つのはリスクが高いためおすすめできません。
仕組みがある場合は、その条件が今の自分にとって達成できそうな条件か?把握しておく必要があります。
転職は若いほど有利なため、待っている時間がもったいないです
別企業に転職する
私が選択したのは、「別企業への転職」でした。
ここからは私が実際に行った、転職活動内容を紹介します。
スカウト型転職サービスを活用する
まずはスカウト型転職サービス「リクナビネクスト」に登録しました。
このサービスは自分のキャリアや希望職種を登録しておくことで、企業からオファーメールが来るというものです。
自分から特に動きをかけなくても、自分が気になる企業からのオファーが来るのを待っていれば良いので活動が楽な反面、なかなか企業との面談に進むきっかけが掴めないデメリットもあります。
まずは自分の市場価値を把握するために登録してみてもいいですね!
転職エージェントを活用する
私はリクルートエージェントに登録して、ここを通じて現在勤めているプライム企業に転職しました。
キャリアアドバイザーと面談して、希望に合った求人案件を紹介してもらえます。
働きながら転職活動するなら、転職エージェントはおすすめですよ!
正社員に転職したからといって、苦労がないわけはない
転職したら、派遣社員時代のような見下される人生から解放されてバラ色の人生になるかというと、苦労することもあります。
派遣社員とはいえ、派遣先職場で培ってきた経験値は派遣先職場でしか使えないスキルも多く存在しています。
転職するということは、これまで使ったことがないCADソフトの使い方など、新たに覚えなければならない事がでてくるという覚悟を持っておいてください。
年収アップするためなら、頑張れますよね!
転職後はストレスがたまりやすいので、気持ちを楽にする方法を知っておくことが大切です!
派遣に向いているかの診断が大切【まとめ】
- 派遣社員に向いている人は、そのまま派遣を続けてOK
- 派遣社員に向いていない人は、いち早く転職準備をすべき
- 働きながら転職活動するなら、転職エージェントの活用が便利
私はキャリアアップしたいので、向いていない側でした
私は派遣社員に向いていないタイプで、プロパー社員と比べては、何としても抜け出さねば!という危機感を感じていました。
その気持ちを反骨精神やハングリー精神に変えて、電験三種の取得や、プライム企業への転職成功につなげることができました。
もしあなたも私と同じ「派遣社員に向いていない人」だったら、今すぐプロパー社員になるための転職準備をすることをおすすめします。
年齢が若いうちは求人も多いため、転職に有利だからです。
また、転職先での社員人生が長い方がキャリアアップの観点からも有利と言えます。
派遣社員という立場から脱出することが、あなたの未来を変えることにつながるかもしれません。
ぜひあなたの将来のために、転職という選択肢を見据えてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
仕事が忙しいあなたには、転職エージェントの活用がおすすめです!
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