こんにちは、せでぃあ(@cediablog)です。

転職後の異動でキャリアが生かせず悩んでいます
このような悩みにお応えします。
私はかつて、大手エンジニアリング会社に正社員型の派遣社員として5年間派遣されていました。
派遣先では、産業機器の電気回路・ソフトウェア制御設計業務に従事してきました。
その後、派遣時代の電気制御設計スキルを活かして、脱派遣社員とプライム企業へのキャリア転職に成功。
希望していた通り、工場内で使う設備の電気設計を行う設計部門配属へとされました。
ところが、入社して1年も経たぬまま、機械設計の部門への異動を命じられました。
多少の機械設計の知識はあったものの、わからないことだらけ。



これまでのキャリアが生かしきれず、無能感に悩まされました
その後私は電気設計・機械設計の二刀流エンジニアとして、活躍できるところまで成長することができました。
本記事では、実際に私が行った部署異動によるスキル不足への対策方法を説明します。


せでぃあ
✅大手エンジニアリング会社に、派遣社員として5年間勤務
✅電験三種合格を機に転職を決意
✅転職エージェントを活用し、プライム企業に転職成功
✅現在年収800万円以上継続中
- 転職後に部署異動するリスク
- 実力不足や無能感に悩まされたらやるべき3つのこと
- おすすめ自己啓発講座
転職後に部署異動するリスクについて


転職者であっても、新卒入社者であっても入社後の異動リスクはつきまといます。
企業は常に変わっていかなければならず、現在所属している部署が永遠に存在している保証もありません。



新規入社のときは、スキル不足に悩みはありませんでしたよ?
転職による中途入社者にとって、異動後にキャリアが生かせない部署に異動すると特別な悩みが生じます。
年齢の割にスキルが不足しすぎていると感じる「無能感」です。



情けない気持ちと、申し訳ない気持ちに悩まされました
新卒で職場に配属されたときは、スキル不足が当たり前、これから経験を積んでスキルアップすれば良いという風土があるため、ポジティブな気持ちでいられるのですが、そうはいきません。
とはいえ、人事異動は自分でどうすることもできない領域でもあります。
異動して実力不足や無能感に悩まされたら、どう立ち回ったら良いか?を意識することでポジティブな気持ちに切り替えていくことが可能です。
実力不足や無能感に悩まされたらやるべき3つのこと
実際に私も電気設計経験を生かせる部署から、機械設計部門に異動になりました。
機械設計に関する知識「製図・材料・力学・空圧など」がほとんどなかったため、未経験者という立場になってしまいました。
実力不足や無能感に悩まされましたが、なんとかこの部署で活躍したい!という思いから行ってきたことで、前向きな気持ちへと変化させることができました。



なんとか踏ん張りたい気持ちでいっぱいでした!
- 分からないことを、分からないままにしない
- 自己啓発に努める
- 今の環境下で、自分の強みを活かす方法を考える
詳しく説明していきます。
分からないことを、分からないままにしない
自分の不得意分野に携わると、分からないことだらけの壁にぶつかります。
分からないことははっきりと、「分からないので教えてください」と宣言して必要な知識を取り込んでいくようにしてください。
キャリア転職者が、スキル不足をあらわにすることはプライドに傷がつくかもしれません。
自分が異動先の部署で活躍するために必要なことだと信じて、プライドを捨ててでも必要な知識を取り込んでください。



あなたのできること、できないことを共有しておくと協力が得られやすいですよ!
質問する相手は「同僚」か「若手」がおすすめ
分からないことにぶつかったら、まず同僚や若手に質問するのがおすすめです。
同僚、若手に質問するメリット
この2つのメリットが絶大です。



質問する前に、もう少し勉強してこいよ!
これを回避できます。
もちろん自分で出来る範囲の努力は必要ですが、わざわざメンタルを削るリスクを作る必要もないです。



聞きやすい仲間を見つけておくといいですよ!
最適な相談相手を見つけるコツ
質問する内容が初歩的な内容であるほど、若手側に質問しても答えが得られやすいです。
少し専門性が増していくと、あなたの質問に答えられる人が限られてきます。
もし若手や同僚に質問しても答えにたどり着けないときは、「この内容に詳しい人はだれですか?」と聞いて、次に質問する相手を探してください。



専門性が高い質問には、気軽に答えてもらいやすいです
自己啓発に努める
ベタではありますが、スキルアップは非常に重要な対策です。
私は電気設計エンジニア出身なので、機械設計が出来るようになりたくて社外講習会の受講を積極的に行ってきました。
私が受講した社外講習会の一例
油圧回路講習
幾何公差講習
空気・油圧講習
電気設計しかやったことない私には、空圧回路図がまったく読めませんでした。
産業設備において、空気や油を使って動作させる機器(アクチュエータ)が当たり前のように使用されます。
特に空気圧回路設計は使う機会がとても多く、実戦で経験を積み上げていくことができました。



王道のスキルアップから始めることをお勧めします
幾何公差講習
幾何公差とは、機械部品図面において「形状」「位置」「姿勢」などを図面上で指示するための公差(許容できる範囲)をいいます。
図面上に記号で示すのですが、初めて見たときは何を意味しているのか全く分かりませんでした。
幾何公差を学習することで、自分の設計上大切にしたい寸法を図面指示できるようになりました。
このころから、機械設計やCAD製図をすることが楽しく思えるようになってきました。



できないことが出来るようになると、嬉しいですよね
今の環境下で、自分の強みを活かす方法を考える
これは絶対に意識してほしい考え方です。
なぜなら、自分がこれまで磨き上げてきたスキルと相乗効果が出せた場合、希少な価値ある存在になれるからです。
私は電気設計と基礎スキルレベルでの機械設計が出来るようになり、一人で電気図面と機械図面が読める希少なエンジニアとして、自部署で活躍することができるようになりました。
これは、部署異動を経験することでたどり着けた領域だと思っています。
部署異動は、自分の価値を積み増すチャンスでもあるのです。



ピンチはチャンス!と思ってください
自習するのにおすすめな、勉強場所を紹介しています。
おすすめ自己啓発講座
- ユーキャン
- たのまな
- JTEX
ユーキャン


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JTEX


JTEXは1971年に設立した、職業能力開発促進法第31条の職業訓練法人です。
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法人からの申し込みのほか、個人での申し込みも可能です。
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まとめ


- キャリア転職後に人事異動になるリスクは避けられない
- スキル不足に悩んだら、自分の強みを生かしつつ自己啓発に努めよう
- 自己啓発講座の受講も選択肢の一つ



スキルアップを軸に、自分の価値を高めていくことにします!
会社の福利厚生で、自己啓発講座の受講費補助が出る場合もあります。
まずは自分の強みを生かしつつ、スキルアップによる能力の底上げから始めませんか?
自分の存在に自信を持つことで、ポジティブな気持ちが生まれていきます。
今までのスキルと新しく学んだスキルを融合して、あなたしかできない業務スキルへと昇華させられたら最高ですね!



You can do it!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
職業訓練法人「JTEX」の通信講座について、メリット・デメリットを紹介しています。
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